自分のやりたいことや願望が成就するのは、自分が本当にやりたいと思っているかどうかというポイントがまずあります。
自分はこうなりたいという願望があるのに、そうならない…。本当によく聞くのが、結婚したいけど、結婚できないとか、恋人がほしいと思っているのに恋人ができないとかそういうお悩みは本当によく聞きます。
そういう場合は、実際はそこまでそうなりたいと思っていなかったり、相反する気持ちというのが同時に自分の中に存在するということが挙げられます。
まず、結婚したいとか恋人ができないとか常日頃思っているけれど、できない場合は、相反する気持ちを同時に持っていることが本当に多いです。
自分の時間は自分のために使いたいとか、好きなことを好きなだけしたいとか、今は一番仕事を頑張りたいから、他のことにエネルギーをかけたくないとか…。でも、口癖のように結婚したいとか、恋人がほしいとかただ行ってしまっている場合が本当に多いです。
相反する気持ち1つのこともありますし、複数のいくつかの思いの場合もあります。綱引きのように、思いのエネルギーの強い方向に引っ張られるし、いくつかの方向に綱があって、複数の方向から引っ張った場合も、その力加減の強い方向に動きますよね。それと同じなんです。
複数であっても、相反するものであっても、力の強い方向に動きます。なので、自分の中で相反したりするものがあったら、意図的に、その意識を持ち直すといいと思います。
例えば、結婚したいけれど、なかなか結婚相手に巡り合えないAさんとBさんがいるとします。
Aさんの思いとして、結婚したいから結婚で相手と出会いたいと思っているとしましょう。
でも、反対向きの思いとして、結婚したり恋人ができてしまったら、自分の時間を自分だけのために使えないとか、自分のお金を自分だけのために使えないという思い(思い込み)があったりします。
自分の時間や自分ののためにお金を使いたいともし思っていたら、その思いは反対向きの方向性の思いになってしまうのです。
Bさんは、結婚しても恋人ができても、自分の好きなように自分の時間やお金を使ってもいいと思っているとします。
そうすると、Bさんにとっては結婚しても時間やお金は自分のために使っていいということで、反対の想いにはなっていまいから、BさんはAさんに比べて、エネルギーの方向性が違う方向を向いていないから、他の条件がすべて一緒だったら、Bさんのほうが結婚したり、恋人をもつという方向にエネルギーが動きやすいのです。
中学生や高校生の時に習った物理や数学の理論なのです。
願望成就も同じ、エネルギーの方向性と強さで願望がかなうか否かが決まってくるのです。
このエネルギー力学がわかったら、できることは2つあります。
1つ目は、自分の中の反対の気持ちに気づいたら、そうでなくてもいいんだということを理解すること。
2つ目は、自分があえて自分の本当の願望に相反するエネルギーを発しないことです。
初めの1つは、もしかしたら自分ではわかりにくいかもしれないので、自分でどうこうできにくいかもしれません。
でも、2つ目は自分の意図でできるので、できるだけ自分で相反するエネルギーを発しないことをお勧めします。エネルギーの方向性をそろえればそろえただけ、自分の意図した方向へ現実が動いていくからです。
よくあるのは、いい人に出会えなくてさー、なかなか出会いがなくてとか、社交辞令みたいな感じで、出会いがないアピールをしている人いませんか?
自分が発しているエネルギーで足を引っ張るだけではなく、自分の発言を聞いている人たちの意識が、〇〇さんは結婚できないという意識になるだけで、さらに強いエネルギーで背中から引っ張られているような状態になります。
ですので、本当にかなえたい現実があるのであれば、エネルギーの方向性をそろえることをお勧めします。余計なことは極力言わないくらいのほうが良いですよ。
何かかなえたい現実がある方はぜひ参考にしてみてください。