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最近話題のHSPの本を読んで

最近はテレビでもHSP(Highlysensitiveperson)について取り上げられていますが、皆さんご存じですか?
HSPとは、Highly Sensitive Person の略です。子供は、HSC Highly Sensitive Child と略されて使われています。HSPとは、心理学者のエレイン・アーロン博士によって提唱された概念です。刺激に対して、非常に敏感で、繊細な気質をもって生まれた人という意味です。感受性が強いため、他人の感情が気になりやすく、ストレスを感じやすい傾向があるということがわかっています。
 
以前に、友達に「私HSPそうだと思うんだけど知ってる?なかなか周りに知っている人いなくって」って声をかけられました。
 
私もSNSでよく目にしていて、自分もそうだろうなーということは感じていて、でもさほど困っていなかったのでよく調べたりしたことはありませんでした。私は、自分が敏感なことはわかっていたし、敏感だからこそできることや、わかることがあると思っていて、それに困ったり、卑下したりせず、むしろギフトくらいに思っていたのです。
 
だから、その時は1冊本をパラパラ読んでみた程度で深く学んだりしていませんでした。
 

HSPについて発信していこうと思ったきっかけの本

 
ただ、友達にその話をされた日に、たまたまツイッターで有名人の方が、HSPについて書かれていたある本「繊細さんの本」(武田友紀著)に救われた…と書いておられるのを見たので、すぐにこの本を読んでみました。
 
この本を読んでみてビックリしたのです。
なぜなら、具体例がたくさん書いてあって、大部分の人は自分とはこんなにも感覚が違うのか!と思ったからです。
 
大部分の人と書いたのは、日本人でHSPと言われている人は、大体5人に1人と言われています。そのほかの5人に4人の人たちはそうではない人。私はチェックリストを試してHSPに当てはまるとなったので、HSPの人とすると、そうでない人と私はこんなにも感覚が違うのか…と驚きました。
 
そもそも、私のように心理学を学んだり、セラピストとして働いていると、学校の友達や職場の同僚はやはり自分の周りの人も同じような気質をもつ人が多かったからです。つまり、5人に1人と言われている人に囲まれて生活してきたのです。
 
実際に、会社に勤務して働いていた35歳まで、みんなそれぞれの個性はあるものの自分の感覚の違いを感じることはあまりありませんでした。むしろ、細かいことに気づく気質の人が多かったため、ツーカーの中とでもいうのでしょうか。快適な職場環境でした。
 

疑問を感じたのは結婚退職をしたあたりから

 
結婚に際して、会社を退職し、一般社会での付き合いや生活が主になったときに、初めてあれ?あれ?っ思うことがありました。一番、そう感じたのは、子供を持ってから。公園や町中を歩いているお母さんが、子供に対して持っている危機意識が私と全く違うことに困惑したのです。私だったら、目を離せないと思っているようなシーンがたくさんあるのですが、気にされていない方が本当に多いと感じました。それは危ないよ!とか思うのは私だけで、そういう時って、なんでそういうことに気づけないのだろう?という相手を責めるような気持ちが生まれたり、正直私だけなんて器がちっちゃいんだと落ち込んだりもしました。
 
 
そういったことが、この本を読んで、スッキリしたのです。客観的に同じようなシーンでHSPの人と非HSPの人の対応の違いが書いてあり、客観的に冷静に、こんなにも違うんだ!ということに気づけたからです。
それまでは、どこかで相手や自分を責めるような気持ちがどうしても生じてしまったのですが、その違いを知ることで、だから、みんなはいろいろなことに反応しなかったんだ。そうだよね、5人に1人だもんね。そりゃそうだよね。というところに、胎落ちしたのです。
 
本当は、こういう分類がなくても、みんなそれぞれ自分の個性、相手の個性を尊重していけるのがよいと思うのだけれど、このように分類されることで、自分に対しても、相手に対しても、あ、なるほど。と思うこともあるんだなと感じたのです。
 
もしかしたら、自分自身がHSPで悩んでいる人や、ご家族や身近な人がそういう気質をもっていて、お互いに、私が他の人に感じたように、お互いにあれ?あれ?という感覚を持って生活しているかもしれません。そんな方々に、何かのヒントになればと思い、HSPのこと、HSPの子育て、見ている世界観などについても、記事を書いていきたいなぁと思います。